住宅ローンは離婚したらどうなる？
共同名義の場合
名義変更は可能？
ご夫婦で
住宅ローンを組んで
住宅ローンが残っている
不動産の場合
どうなってしまうのでしょうか。
また
共同名義の場合
名義変更など
どうすればよいのかなど
解説していきたいと思います。
離婚したら住宅ローンが残っているマンションや住宅はどうなる
離婚してしまい
住宅ローンを組んでいる
マンションや住宅では
どうなるのでしょうか？
「連帯保証」や「連帯債務」など
共有債務の場合は
離婚してもお互いにローンを
返済し続けることになります。
「連帯保証」や「連帯債務」
については
こちらの記事をご覧ください。
⇒住宅ローンの連帯債務者の審査基準は？親子や夫婦の影響は？
住宅ローンの場合
所有権と住宅ローンは
別として考えられるので
離婚して
所有者がどちらになろうとも
住宅ローンの支払いは
共有債務のままです。
そのため
離婚して住宅ローンが
残っている場合
下記のような方法があります。
- 住宅ローンの借り換え
- 住宅ローンの一括返済
- 不動産を売却する
一つ目は
住宅ローンを
ほかの銀行に借り換えて
住宅ローンの名義人を
どちらかだけにする方法です。
しかし
審査などいろいろと
難しい面がありますので
銀行とよく相談しましょう。
二つ目は
住宅ローンの一括返済です。
貯蓄に余裕があれば
一括返済してしまうことが
できますが現実的には
厳しいですよね…
3つ目は
不動産自体を売却してしまい
ローンの返済に充てる方法ですね。
ただし
ローンを全額返済できる
金額で売れることも少なく
残ってしまったローンを
今後どうしていくかの
話し合いになるでしょう。
共有名義の名義変更は可能？
不動産を
共有名義で購入して
離婚することになった場合
共有名義の解消は
できるのでしょうか？
こういったケースの場合
簡単にはいかないことが多く
そもそも
抵当権が銀行側にあるので
銀行側が名義変更に簡単には
応じてくれないのが現実です。
当然
銀行からすれば
簡単に名義変更を
認めてしまえば
住宅ローンの返済が
滞ってしまう可能性があるので
慎重になるのは
仕方のないことでしょう。
認められない場合は
やはり先ほども
お話しした通り
「売却」「一括返済」
「借り換え」などの方法を
話し合って決めるのが
良いかもしれません。
最後に
住宅ローンが残ったまま
離婚した場合のお話をしました。
受託ローンが
残っている場合の離婚は
少しややこしいといえますね。
状況にもよりますが
共有名義の場合
銀行も簡単には
名義変更には
応じない可能性も高く
売却しても
ローンが残ることも
考えられます。
離婚になってしまったら
話し合いをしっかりして
いずれかの方法を
とっていくことが良いでしょう。
