住宅ローン本審査後
転職した・病気なった時どうする

住宅ローン本審査通過後
融資実行前
退職・転職・病気など
審査前生活状況
変わってしまったら

融資できません

となってしまうのでしょうか?

本審査に通っても
融資実行前に
病気や解雇など
不測の事態が起こる
可能性だってありえますよね。

そこで今回は
住宅ローンの本審査通過後の
お話をしていきたいと思います。

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住宅ローン本審査通過後の融資実行までの流れは?

住宅

住宅ローン本審査通過後の
融資実行までの流れについて
解説していきます。

① 事前審査(仮審査)

事前審査(仮審査)では
金融機関である銀行が
申込者に返済能力が
あるかの審査をします。

ネットのお申し込みの場合
記入事項を入力フォームから
してもらい審査することになりますが
銀行に出向いた場合には
申込書に記入して
銀行員が直接審査することになるのです。

② 本審査

本審査では
銀行だけではなく
保証会社や保険会社による
複数の会社での審査となります。

本審査について
詳しくはこちらの記事を
ご覧ください。
住宅ローンの本審査に落ちたい!?そんな場合の正しい対処法とは

③金銭消費貸借契約

金銭消費貸借契約では
銀行と本人との
お金の貸し借りについて
契約を締結します。

住宅ローンを
銀行から借り入れる場合には
住宅に抵当権を
設定することが一般的です。

住宅に
抵当権を設定した場合には
「金銭消費貸借契約」
「抵当権設定契約」
一つにすることが多く
このような契約を

「金銭消費貸借抵当権設定契約」

と呼びます。

④融資実行

融資実行とは
融資契約を締結した
銀行が実際に融資を
行う日のことです。

一般的には
融資実行日と呼ばれますが
住宅購入資金が
契約者の口座に振込まれ
売主と決済を行い
住宅が引き渡されます。

住宅ローン本審査通過後の融資実行までにやってはいけない事とは?

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住宅ローン本審査通過後の
融資実行までの流れを
解説しましたが
本審査通過後の
融資実行までの間に
やってはいけない事は
あるのでしょうか?

分けて解説していきます。

本審査時の職場を退職

本審査時の職場を
退職してしまうと
支払い能力が無くなったと
判断されてしまいます。

そのため
本審査通過後の
融資実行前には
退職は避けるべきです。

融資実行前の転職

融資実行前の転職も
本審査時点との
年収が変わってしまうので
信用度が下がり
融資が出来ない
事例になりえます

転職して
仮に年収が上がったとしても
勤務先の規模が
小さくなったり
勤続年数が1年目になるなど
返済能力に変化がでると
判断されてしまうのです。

団体信用生命保険に病気で入れなくなる

団体信用生命保険に
病気で入れなくなってしまうと
融資が受けられなくなってしまいます。

団体信用生命保険は
住宅ローン債務者は
加入が必須です。

団体信用生命保険は
融資を受けた人が
万が一お亡くなりに
なってしまった場合に
ローンの残債を保険で
全て返済することができる保険です。

銀行からすれば
生命保険で確実に
融資したお金を回収できるので
団体信用生命保険の加入を
義務付けしています。

しかし
保険ですから
健康な人でなければ
保険に加入できません。

当然
急に病気になってしまうと
融資ができなくなってしまうことも
あり得るのです。

住宅ローンの本審査後に転職した時はどうすればいいの?

転職

住宅ローンの本審査後に転職した時は
どうすればいいのでしょうか?

分けて解説していきます。

住宅ローンの本審査後に転職したら銀行にバレる?

住宅ローンの本審査後に
転職したら銀行にバレます。

なぜならば
銀行とローン契約時
(金銭消費貸借契約)の時に
「社会保険証」
確認されるのです。

「社会保険証」には
資格取得日が記載されていて
転職したことが
すぐにわかってしまいます。

ですので
転職したことを
黙っていても
ほぼバレてしまうのです。

転職が銀行にばれたらどうなる?

転職が銀行にばれたら
どうなるのでしょうか?

当然
バレてしまったら
融資が受けられなくなるか
再審査で大幅な融資額の
減額もありえます。

しかし
一番のリスクは
売主からの
違約金の要求です。

つまり
住宅ローンの場合
この時点で売買契約が
締結されてしまっていることが
ほとんどです。

転職が理由で
融資が受けられない場合
手付の解除は当然無理ですし
契約書に書いてある
違約金を支払う必要が出てきます。

違約金の
相場は約10%~20%ですが
大きな金額を支払う
危険性があるのです。

転職するなら融資実行後にしたほうがいい?

転職するなら
融資実行後に
したほうがいいのか?

結論から言うと
融資実行後だから
転職が許されることはありません。

銀行はあくまで
融資をした時の職業や
年収に応じて
お金を貸したので
転職されてしまうと
返済してもらえなくなる
可能性があるからです。

それでも
転職後に
ローンの支払いを
きちんと行っていれば
特に問題がないことが多いでしょう。

実際に
あなたの身近にも
探せばたくさん
そのような人がいるはずです。

もちろん
支払いが滞れば
抵当権に設定したてある
物件が没収となるので
そのようなことのないような
安定した転職先が理想となります。

病気になった時はどうなる?

病気

病気になった時はどうなるのか?

保険契約では
申込後の審査が通り
第一回目の保険料の払い込みが
成立した日が
責任開始日となります。

そして
ガンなどの大きな病気の場合
責任開始日から90日間は
保証の対象外です。

つまり
万が一ご病気になった場合
団体信用生命保険は
保険支払い執行時に
ご病気のカルテを確認します。

この際
医師から告知された日ではなく
検査に行った日が
ご病気の診断日となるのです。

そのため
病気が発覚した場合は
責任開始日である
第一回目の保険料の払い込みから
90日間経過しているか
確認して見ることが大事になります。

最後に

住宅ローンの本審査後に
転職した・病気になった時について
お話ししました。

住宅ローンの本審査後の
融資実行前は
退職はもちろん
転職も避けておきましょう。

万が一
ご病気になってしまった場合は
責任開始日である
第一回目の保険料の払い込みから
何日間経過しているかを
確認することが大切です。