賃貸へこみ防止するには

退去時修復費用目安は?

アパートマンションなど
賃貸の物件
フローリング
痛めてしまった
経験はありますか?

修繕費敷金から
負担することになるのか
不安な気持ちになりますよね。

フローリングの傷防止には
気を使いたいですが
どうすればよいのか?

今回は
できるだけフローリングに
傷がつくのを防止する方法
いろいろお話していきたいと思います

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床のフローリングの材質の種類は?

床

床の傷やへこみを
気を付ける前に
フローリングの材質には
種類があるので
知っておくことが大切です。

まずは
フローリングの種類について
分けてご紹介していきます。

一般的なフローリング

一般的なフローリングは
硬めで木質系の材料を使用した
フローリングです。

単層フローリング(無垢材)と
複合フローリング(合板)があり
賃貸物件の場合
複合フローリング(合板)が
使われることが多いですね。

複合フローリング(合板)の場合
表面は少し薄いですが
張りかえの時に
値段が安く抑えられる
傾向にあります。

クッションフロア

クッションフロア
硬い素材の木ではなく
ビニールです。

柔らかい素材で
木のフローリングよりも
クッション性があるので
騒音などにも強いメリットがあります。

家具などでは
へこみやすいデメリットも
ありますが
張り替えの費用も安く
人の入れ替えの多いアパートなどでは
好まれて使われています。

傷やへこみを防止するには?

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フローリングには
大きく分けて
2種類あることがわかりましたが
傷やへこみを防止する
方法について
3つに分けてご紹介していきます。

マット・傷防止シートを敷く

フローリングを
どうしても傷つけたくない場合や
へこみが気になる場合は
フローリングを
直接使わないようにすることが一番です。

厚さのあるマットや
傷防止シートを
ホームセンターなどで購入し
フローリングの上に敷いてしまえば
傷やへこみの心配はなくなるでしょう。

椅子やテーブルにクッションシールを貼る

ホームセンターや
100円ショップなどでよく見かける
クッションシールを
テーブルやいすに貼ってしまえば
引きずった跡や傷は心配なくなります。

さらに大きな
ソファなどの下には
耐震マットを敷いてしまえば
安心ですね。

フローリング掃除は優しくする

当然ですが
掃除するときも
傷をつけないように
気を付けましょう。

掃除機を
乱暴にかけてしまったり
モノをどかすときも
ゆっくりが基本です。

また
クッションフロアは
水ぶきをしても問題ありませんが
硬いフローリングの場合
水ぶきのし過ぎで
ワックスを取ってしまうと
傷がつきやすくなるので
乾拭きが良いかもしれません。

家具はなるべく動かさない

いすやテーブルなどを
動かす習慣をやめてしまいましょう。

なるべく固定するようにして
クッションシールや
耐震マットを活用すれば
傷の心配がなくなります。

退去時の修復費用の目安は?

お金

賃貸物件の
フローリングに
傷がついた場合
退去時修繕費用は
どうなるのでしょうか?

まずは
フローリングに傷がついた場合
修復のための費用は
誰が負担することになるのか?

費用の目安も含めて
お話していきます。

貸主負担になる場合

国土交通省で
トラブルを未然に防ぐための
ガイドラインが設けられています。

賃貸物件の原状回復ラインとして

「賃借人は通常の住まい方
使い方をしていて発生すると考えられる
損耗は原状回復をしなくてよい」

とされています。

つまり
故意・過失などではなく
普通に生活していて
自然な劣化などでは
借主は費用を負担する必要はないのです。

不動産業界では

『経年劣化』

『自然消耗』

などと呼ばれますが
その場合は大家さんが
修繕費を支払うこととなります。

そのため
生活のために
家具を置いた場合の
設置後のへこみや
多少の傷などは
借主の負担になることはありません。

それでも
トラブルを防ぐために
入居時に床の写真を
撮っておくことをおすすまします。

また
フローリングの傷を発見した場合
早い段階で不動産管理会社に
報告しておくことで
トラブル防止となるでしょう。

借主の負担になる場合

国土交通省の
ガイドラインにもあるように
故意・過失による傷については
借主の費用負担になります。

引っ越しで
家具などを運ぶときに
乱暴に運んでしまい
つけてしまった傷や
飲料やタバコなどで
つけてしまったシミなど
不注意によるものは
借主の責任となります。

故意・過失でつけてしまった
傷やシミは
退去時に素直に申告することで
大目に見てくれることもあるので
正直に話すべきでしょう。

修繕費用の目安は?

故意・過失によるものと
判断された場合
原状回復する場合は
大家さんに預けている敷金が
使われることになります。

もちろん
修繕費が敷金を上回れば
追加請求されることになります。

そして
修繕費の費用の目安ですが
床がフローリングの場合
どんなに小さな傷でも
1㎡単位での補修となるのが一般的です。

そして
1㎡単位での補修の場合
料金としては
約5千円~1万円程度が目安で
業者から見積もりがきます。

もちろん
傷やへこみの度合いにより
料金は変わってきますが
一つの目安として
覚えておいてください。

最後に

賃貸の床のへこみや
傷の防止についてお話ししました。

フローリングの傷やへこみは
生活していて
気になるところですので
対策をしておきたいですよね。

事前に対策をして
入居時には
写真を撮っておくことも
重要です。

退去時の
トラブルにならないように
気を付けておきましょう。