賃貸強制退去

その後流れ猶予期間は?

荷物いつまでOK

賃貸物件に住んでいて
普通生活していて
強制退去になることは
考えにくいですよね。

それでも
何らかの理由
強制退去に
なってしまった場合の流れは?

猶予期間は?

いろいろと
お話していきたいと思います。

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賃貸で強制退去になる理由は?

お部屋

賃貸契約で
普通に暮らしていれば
強制退去になることは
まずありませんよね。

しかし
契約の規約を理解して
守っていないと
強制退去になってしまう
可能性があるのです。

まずは
強制退去になる可能性のある
迷惑行為をご紹介していきます。

家賃滞納

賃貸契約ですので
月額の家賃を
支払わなければなりません。

通常
家賃は翌月分を先払いとなり
支払いが遅れてしまうと
大家さんや
管理会社からの連絡が入ります。

1~2回程度の遅れで
強制退去になることは
考えにくいですが
督促が来ているにもかかわらず
何か月も遅れてしまうと
強制退去を言い渡されれてしまう
可能性があります。

そうはならないように
家賃の期日は
守るようにしましょう。

騒音問題

ピアノ

過去には
殺人事件にまで
発展したことがあるほど
賃貸での騒音トラブルは
とても深刻な問題です。

大きな音で
テレビを見たり
大声で叫んでしまったり
楽器の演奏など
騒音の種類はたくさんあります。

騒音トラブルが起きないように
大きな音を出さないように
気を付けて生活しましょう。

迷惑行為

アパートやマンションの場合
他の住人への迷惑行為は
苦情の直接的な原因と
なってしまいます。

ゴミの不始末など
他の住人の方が
不快に思わないよう
気を付けて生活していきましょう。

動物の飼育(ペット)

賃貸契約の際に
ペットの飼育OKな
物件ならば良いですが
ペットの飼育が不可な物件で
動物を飼ってしまうと
強制退去の可能性があります。

どうしても
ペットを飼いたい場合は
管理会社や大家さんに
必ず事前に連絡して
可能かどうか確認をしましょう。

貸主側の理由

その他には
貸主である大家さんの都合で
退去の申し入れが
あることも考えられます。

その理由について以下にまとめました。

・自分でこれからは住みたくなった

・建物を売却したい

・都市計画事業により

・建物の劣化で建て替えたい

こんな理由で
退去勧告される可能性もあるので
覚えておきましょう。

もちろんこれが
正当な理由になるかは
裁判にゆだねられる
ケースもあります。

退去勧告後の流れは?

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それでも
退去勧告が出てしまった場合
その後の流れは
どのようになるのでしょうか?

借主である大家さんは
書面・口頭で
入居者に通知します。

その際には
当然その理由を
書面や口頭で
説明することになります。

借主側の理由が
建て替えなどで
転居の打診の場合は
立ち退き料が発生する
可能性もあります。

その他の理由による
強制退去を申し入れる場合は
退去してほしい
期日が記載されていることが
一般的です。

その期日を過ぎても
入居者が退去しない場合は
再度通知や連絡が
入る流れとなります。

最終的に
退去してもらえない場合は
裁判に発展することも考えられます。

次では
法的な猶予期間について
お話していきます。

猶予期間は?荷物はいつまでOK?

賃貸

賃貸物件で
定期借家契約ではなく
通常の契約では
大家さん(貸主)からの
解約の申し入れ(退去勧告)は
契約終了期間のの6ヶ月前までに
借主に申し入れる必要があります。

さらに
期間に定めがない場合は
借主の解約申し入れから
6ケ月経過したときに
解約の効力が生ずるとされています。

ちなみに
解約を申し入れるときは
正当な理由が必要となります。

もちろん
契約の規約に書いてある
ルールを守らなければ
正当な理由になる可能性もありますが
実際には
裁判してみないことには
どうなるかは分かりません。

そのため
法律上は
退去勧告後から6か月間は
猶予期間になり
荷物を置いておいても
大丈夫ということになりますね。

しかし
これは法的な話となりますので
実際には
貸主と借主の話し合いにより
退去の日が決まることが多いでしょう。

最後に

賃貸で強制退去について
お話ししました。

もしも
強制退去の勧告を
受けてしまった場合は
法的な猶予期間を
覚えておいたほうが良いでしょう。

また
正当な理由でない場合は
管理会社に問い合わせたり
各自治体の無料弁護士相談に
問い合わせてみましょう。