住宅ローンを
無謀に組んで後悔…
破綻例から解決策はある?
住宅ローンを申し込む際に
「無謀な住宅ローン」を
組む人はいませんよね。
しかし
計画してたことが
結果的にうまくいかずに
無謀な住宅ローン借り入れに
なってしまうことは
あり得ることでしょう。
今回は
住宅ローンについて
お話していきます。
目次
住宅ローンを無謀に組んで後悔する前に知っておきたいことは?
無謀な住宅ローンとは
言葉で聞いてピンと来ても
何がどう無謀なのか
よくわからないですよね。
しかし
問題ないであろうと予測した
住宅ローンでも
将来的な家計が
しっかり予測されていないと
無謀な住宅ローンに変化することも
ありえるのです。
ここでは
無謀な住宅ローンになりえる
将来的な家計のお話を
分けてしていきます。
子供の教育費
子供がいる家庭は
子供が成長して進学するにつれ
教育費が増加していきます。
子供が成長するにつれ
食費がかかるのはもちろん
習い事などもするでしょう。
学費も大きな負担となり
一つの例として
私立高校では
3年間で300万円以上の学習費等が
かかるといわれています。
子どもの場合
成長する過程で
教育費は進学など
年々増加していくことを
先に考えていく必要があるのです。
定年退職後の計画
定年退職後に
貯蓄していたお金や
退職金で返済をすればいいと
考えている人は
意外にも多いです。
しかし
貯蓄がうまくいかなかったり
退職金が少なかったりすると
一括返済などが
困難になる可能性があります。
公的年金などは
この先どうなっていくか
分かりませんので
定年後のお金に
余り頼りすぎるのも危険です。
頭金なしの住宅ローンは無謀?
ひと昔前の住宅ローンといえば
頭金を用意するのが当たり前でしたが
最近では頭金なしで
住宅ローンを組む事例が増加しています。
そこで
頭金なしで住宅ローンを
組むのことについて
お話していきたいと思います。
頭金を入れる目的とは?
そもそも
頭金を入れる目的とは
銀行から借り入れる金額を減らすことで
利息負担を軽減することです。
しかし近年では
低金利化が進んでしまい
頭金の価値が下がっているともいえます。
なぜなら
利息負担が小さくなってしまうと
頭金を入れて得する金額も
小さくなるからです。
「頭金を入れる必要はない」と
いう言葉をよく耳にするように
なってきています。
頭金なしの住宅ローンはありなのか?
結論から言うと
頭金なしでも
住宅ローンを組むことは
問題ありません。
何ら問題はありませんし
審査が通るのであれば
その方法はアリといえます。
しかし
忘れてはいけない
根本的な問題としては
頭金を入れても入れなくても
将来的に借入額を
しっかり返すことが
目的であるということです。
つまり
住宅ローンに対して
返済計画さえ
しっかりしているのであれば
頭金を入れても入れなくても
どちらでもよいということになります。
破綻例から解決策はある?
無謀な住宅ローンを
組みたくて組む人は
いないのですが
破綻してしまうケースも
多く存在します。
よくある破綻例から学び
解決策を知っておきましょう。
新築を購入直後に破綻してしまうケース
不動産の業者などが
購入してほしいがために
「購入直後売却しても同額以上で売れる」
ような話を遠まわしに
してくることもあります。
基本的には
新築購入後は価格が
1~2割は下がる傾向があり
すぐに売却しても
失敗に終わることが多いです。
また
そのような安易な考えで
購入しても
初年度の固定資産税や
管理費などで
破綻してしまう場合があります。
かならず
購入前には
購入後数年間の計画を
練っておいて
売却しても
値下がりすることも
頭に入れておきましょう。
定年後に破綻してしまうケース
先ほども触れましたが
定年後に貯蓄や年金を頼りにしてしまい
破綻してしまうケースがあります。
特に「ゆとりローン」を組んでいて
勤続年数が上がり
年齢が上がると金利が上がる
ローンの場合
うまく収入が上がらなかったり
貯蓄がうまくいかずに
破綻してしまうことも考えられるのです。
金利が低いからといって
気を抜いていると
年齢が上がってから
破綻してしまう可能性があるので
しっかり若いうちから
意識しておきましょう。
収入の高い人が破綻してしまうケース
会社の社長や
大手企業の役職の方など
高所得の方が
破綻してしまうケースも存在します。
購入するときは
高所得でも
将来も高所得とは限りません。
うまくいかなくなったり
大企業であるから
そのまま高所得と
いうわけではないです。
日本の経済や景気に
左右される部分も多く
今現在の所得だけで判断して
住宅ローンを組むことは
おすすめできません。
銀行も
高所得の人に
たくさんお金を貸したいので
無理な金額の
住宅ローンを進めてくる可能性もあるので
慎重に検討するようにしましょう。
最後に
無謀な住宅ローンについて
お話ししました。
住宅を購入することは
誰にとっても
大きな目標の一つかもしれません。
しかし
それに固執しすぎて
破綻してしまったら
何の意味もありませんよね。
しっかりと将来の計画を立てて
住宅ローンを検討することを
強くオススメします。