住宅ローンの今後の金利予想!
2020年オリンピックの影響は?
景気や金融政策により
住宅ローンの金利に
変化がありますよね。
また
2020年の
東京オリンピック開催などの影響も
気になるところです。
今回は
これから先の
住宅ローンの金利について
お話していきます。
住宅ローン金利はどうやって決まるのか?
住宅ローンの金利は
どのように決まるのか
あまり知られていないかもしれません。
住宅ローンには
変動金利と固定金利がありますが
金利の決まり方について
それぞれ解説していきます。
変動金利はどうやって決まるのか?
変動金利は
日銀の政策金利に
大きく関係があります。
日銀の政策金利と連動して
※「短期プライムレート」を
金融機関は決定しています。
※優良企業に
短期でお金を貸す際の
最優遇金利
この「短期プライムレート」を
参考にして
金融機関の変動金利は
決定しています。
変動金利は
日銀の金融政策が
大きな影響を与えて
決定しているのです。
長期固定金利はどうやって決まるのか?
長期固定金利の決定も
日銀の金融政策が
大きく関係しています。
日銀の『黒田総裁』は
「安定的な2%の物価上昇目標」の
達成が見込めるまでは
金融緩和政策を続けると
発表しています。
これにより
金利の低下に
期待が持たれるわけですが
長期固定金利も
日銀にコントロールされているような
状況なのです。
住宅ローンの今後の金利は?
2018年以降の
住宅ローン金利の予想ですが
少なくとも2018年には
2%の物価上昇率の
目標達成は厳しい見方で
金融緩和政策はこのまま
実施されるといわれています。
そういったことを踏まえると
変動金利については
これから数年は
低金利の水準で動いていくでしょう。
さらに
金融機関による
変動金利の優遇競争が
おこることによる
さらなる金利の低下も期待できます。
その一方で
固定金利についても
日銀による金融緩和政策が
引き続き行われることにより
現在の水準が
数年は続いていくと思われます。
2020年オリンピックの影響はある?
2015年に
みずほ総合研究所により
東京オリンピック・パラリンピックの
経済効果は
2015年~2020年までの
5年間で約30兆円と予測されています。
住宅ローンの金利も
上昇するという見方がありましたが
2013年以降は
住宅ローン金利は下降しているのです。
その結果を踏まえて
2020年のオリンピックによる
住宅ローンの影響は
小さいと予想されます。
しかし
2020年の東京オリンピックが
終了した後には
現在の少子化の影響で
人口の減少が深刻化すると
予測されています。
そうなると
日本経済も
当然悪くなると
予想されていて
好景気になり住宅ローンの金利が
上昇するとは考えにくいです。
景気に左右される
住宅ローンですが
好景気が期待できずに
2020年以降も上昇傾向になるとは
考えにくいかもしれません。
最後に
住宅ローンの
今後の金利について
お話ししました。
日銀にコントロールされている
住宅ローンですが
現在の金融政策から
上昇することは
考えにくいでしょう。
東京オリンピック決定直後には
金利は上昇されると
予測されていましたが
逆に下がっていったので
東京オリンピックが大きな影響を
もたらすことはないと考えられます。