不動産大手地元
どっち就職転職すべき?
現役不動産屋意見

不動産業界興味があり
就職や転職を検討したときに
CMでもよく見る
大手不動産屋
地元密着型中小規模
不動産屋がいいのか?
どちらを希望したらよいのか
迷うかもしれません。

そこで今回は
不動産業界で
仕事をしたいと
興味をもった人向けに
大手か地元不動産の
どちらが良いのか
お話していきたいと思います。

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大手不動産会社と地元密着型不動産会社の違いは?

不動産

大手不動産会社
地元密着型不動産会社
違いについて
分けてお話していきます。

物件数と情報量の差

物件数と情報量の差が
大手と地元密着で出てきます。

大手不動産屋は
チェーン店を多く持ち
全国展開しているので
情報量と扱う物件数が
とても大きいです。

そのため
より多くの情報と
物件を扱うので
大変ではありますが
お客様目線でいえば
魅力的ですよね。

反対に
地域密着型の場合
情報量や物件数が少ないかわりに
〝地元〟に対する
情報や知識がすぐれています。

ブランド力

ブランド力にも
大きな違いがあります。

大手不動産屋の場合
CMなどの広告に力を入れていて
店舗数も全国に多数あるため
お客様目線で考えても
安心して来店しやすいでしょう。

しかし
地元密着型の場合
社長さんは
地元の方が多く
社員の方でも
地元をよく知っている方も
多いので
掘り出し物の物件を
知っている可能性もあります。

大手不動産会社に就職・転職するメリットとデメリットは?

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大手不動産会社に
就職・転職するメリット
デメリットについて
分けて解説していきます。

大手不動産会社に就職・転職するメリットは?

大手不動産会社に
就職するメリットについては
業種にもよりますが
以下の2つがあげられます。

  • 高収入を狙える
  • 離職率が低い

大手になると
30台で年収1000万クラスの
高所得者が中小に比べると
多くなります。

不動産屋営業の給料は
基本給+歩合給が
一般的ですが
2.5~3%程のコミッション報酬が
つくことが多く
ビルが売れたりすると
とても大きなコミッション報酬が
入ることも。

また
福利厚生も
しっかりしていて
安定した部分でも
強みがありますね。

また
離職率が
中小に比べると低いので
長く勤める人も
多いのが特徴です。

大手不動産会社に就職・転職するデメリットは?

大手不動産会社に
就職・転職する
デメリットとしては
倍率の高さがあげられます。

大手になればなるほど
入社難易度は高いです。

特に
三菱地所や三井不動産などの
『総合デベロッパー』と呼ばれる
超大手になると
高学歴が求められます。

また
野村不動産や
東急不動産などの
都市開発系の
タワーマンションを手掛ける
『マンションデベロッパー』も
入社難易度は高く
転職ともなれば
さらにハードルは高くなるでしょう。

また
CMでもお馴染みの
「エイブル」
「アパマンショップ」など
仲介の大手不動産屋は
フランチャイズ展開が多く
直営店が少ないことから
実際には大手と呼べるだけの
収入や安定性が
あるとは言い切れません。

地元密着型の不動産会社に就職・転職するメリットとデメリットは?

アパート

地元密着型の不動産会社に
就職・転職する
メリットデメリットについて
分けて解説していきます。

地元密着型の不動産会社に就職するメリットは?

地元密着型の
不動産会社に就職する
メリットとしては
会社全体の従業員の少なさが
あげられます。

大手不動産屋では
グループ全体で
従業員がとても多く
それぞれが任される仕事が
決まっています。

営業でも
地域や物件など
あらかじめ
決められていることが多く
やりがいを感じにくいことも。

一方で
地域密着型であれば
任される仕事も多く
地域は絞られても
物件だけでなく
土地や管理など
多くの仕事を任されて
やりがいを感じやすいです。

また
地域の知り合いが増えたり
信頼を勝ち取れば
多くの仕事を任されたり
収入も緩やかですが
右肩上がりになることも。

自分の努力次第では
会社や奥客様に
信頼を勝ち取りやすいのが
地域密着型の強みかも知れません。

また
就職や転職の
倍率の低さも上げられます。

地元密着型不動産では
求人広告が出た時点で
人手が足りていないので
就職・転職の内定が
取りやすいでしょう。

求人広告でも
未経験・資格なしOKも多く
一から育ててくれるので
安心できます。

地域密着型なので
地元の大家さんも多いので
うまく交流していけば
楽しく仕事ができるのです。

地元密着型の不動産会社に就職・転職するデメリットは?

地元密着型の不動産会社に
就職・転職するデメリットについては
離職率の高さがあげられます。

いいも悪いも
中小不動産は
世間にたくさんありますよね。

それゆえに
転職しやすいのが
特徴的。

中には
10社以上の転職を
繰り返す人が存在するほどです。

地域密着型の不動産では
大手に比べて
授業員の人数も少なく
どうしても一人の仕事量が
多くなってしまうことも。

そのため
「ブラック企業」
よばれてしまうような
残業オーバーの会社が
多く存在しているのも事実です。

不動産は大手か地元どっちに就職・転職すべき?

就職

不動産は大手か地元どっちに
就職・転職すべきなのか?

これについては
業種が多様な不動産業界では
結論は簡単には出ません。

もちろん
『高学歴で新卒』という
武器があるのであれば
「大手総合デベロッパー」に就職して
安定かつ高収入を
目指すのもありですよね。

しかし
大手であっても
今後は少子化が進む
一方なので
自社の一戸建て販売などの
建売販売系の大手不動産会社も
厳しくなってくると
予測されるので
慎重に選びたいところです。

ただし
これからの時代は
地域密着型の不動産屋の
強みである
地元の大家さんが
下の世代に引き継がれて
いくことになります。

賃貸に関しても
それまでは
付き合いの関係で
地域密着型の不動産屋に
頼んでいた大家さんも
ネットの普及により
大手不動産屋に
依頼するようになるでしょう。

そういった時代の
変化を考えると
大手の不動産屋は
広告による安心感や
情報量の充実もあり
強いのは間違いありません。

結論として
不動産業界への
就職・転職を相談された場合
個人的には
離職率の低い
大手不動産屋を
すすめると思います。

最後に

不動産は大手か地元
どっちに就職・転職すべきかについて
お話ししました。

不動産業界も
少子化問題などから
将来に向けて
暗いニュースも多いですよね。

しかし
様々な問題はあっても
人が住宅に住むことは
いつの時代も変わらないので
不動産業は必要な職業です。

これから
就職・転職を考える人は
大手にしても
地元密着型にしても
不動産業は業種が多いので
どの業種の不動産なのか?
どのような仕事をするのか?
把握しておくことが
重要になってくると感じています。

最後になりますが
不動産営業の仕事内容や
年収について
まとめた記事はこちらです。
不動産営業の仕事内容と年収は?ノルマはある?業務は楽しい?きつい?