不動産営業仕事内容年収は?

ノルマはある?業務楽しいきつい

不動産業界
少し興味があるけど
なんだか営業はきつそうだな…

そんなイメージ
持っている人も多そうですが
実際はどうなのか?

今回は
不動産営業の仕事について
いろいろとお話していきます。

sponsored link

不動産営業の仕事内容とは?

営業

不動産営業の仕事内容について
分けて解説していきます。

不動産の販売(売買)

不動産営業といえば
不動産の販売が
イメージしやすいですよね。

販売の対象は
新築住宅や新築マンション
中古物件や土地など
様々です。

選ぶ職場により
土地や住宅など
どれかに特化した職場に
なることも少なくないですが
不動産を販売するということに
かわりはありません。

物件案内をして
交渉をして
売買を成立させる仕事です。

不動産の賃貸

不動産の賃貸は
新生活や転勤などで
お部屋探しをするお客様の
お部屋探しのお手伝いです。

賃貸の営業は
簡単に思われがちですが
お客様の要望される
賃貸物件を探し出し
お部屋の案内も
しなければならないので
スケジュール調整などが
大変な仕事です。

賃貸営業の主な流れは
ネット上やサイトから
問い合わせの来た
お客様もしくは
来訪してきたお客様の
要望された物件を検索。

お客様が気になった物件の
お部屋案内も立ち合い
物件の説明や
初期費用の計算も行います。

無事に
物件に申し込みが入ると
契約も行います。

契約時には
「宅地建物取引士」の
資格を取得していれば
『重要事項の説明』も行い
契約の最後まで行う場合もあるのです。

不動産営業の年収や月収はいくら?ノルマはある?

万札

不動産営業の
年収や月収は
いくらなのでしょうか?

不動産営業の求人
見ていると

「基本給20万円+歩合」

となっているような
求人をよく見かけます。

営業の仕事ですから
たくさん物件が売れたり
賃貸ならば借りてくれれば
利益の中から
歩合制(インセンティブ)と
いった形で
給料に上乗せされます。

そのため
月収については
毎月変動が
出ることになるでしょう。

年収においても
ピンキリで
約300万円~500万円と
いったところが
平均といわれています。

もちろん
やり手の営業マンでは
年収1000万円超えという
話も聞きますが
全体で見たときには
10%にも満たないと
思われます。

また
営業という仕事では
〝ノルマ〟
つきものという
イメージがありますが
不動産営業にも存在します。

しかし
実際の現場では
明確なノルマを設定している
業者は多くはないでしょう。

なぜなら
不動産の
賃貸や売買では
繁忙期はある程度決まっていて
その他の時期では
ノルマの金額や契約件数など
決めづらいからです。

そのため
ノルマという言葉は決めずに
目標という感覚で
決めている業者が多いでしょうか。

売買では
新人は3か月に一件
ベテランは1か月に一件など
社内での暗黙のルールの
ようなものもありますが
賃貸では新規のお客さんは
ネットからの
問い合わせの波もあるので
なかなかノルマは決めづらいですね。

不動産営業の業務は楽しい?きつい?向いている人は?

営業マン

不動産営業の業務は楽しい?

不動産営業の
業務は楽しいのか?

不動産業界に
いない人からすると
気になるところでは
あると思います。

これについては
本当に気持ち
大切です。

不動産営業をする上で
賃貸も売買も
人と接することが
仕事内容になります。

賃貸物件を探している
お客様を対応するにしても
その人の要望に応えようとする
気持ちがなければ
ハッキリ言って楽しくないです。

つまり
単なる作業になった時に
営業の仕事は
〝つまらない〟と
感じやすいでしょう。

例えば
勤めている会社に
不満があって
毎日やる気が出なくても
お客様には
何ら関係ありませんよね。

やはり
そこの線引きをして
営業というサービスを
お客様目線で行えた時は
〝楽しい〟と
感じることができるのです。

この考え方は
不動産業に限らず
何の営業にも
通じていることだと
個人的には感じています。

不動産営業の業務はきつい?厳しい?

不動産営業の業務は
きつくて厳しいのか?

これについては
賃貸と売買で
違いがあるように
感じています。

例えば
賃貸の業務では
ネット上やサイトからの
新規のお客様の
対応をすることが多く
特に自分から飛込みでの
アポ取りなどを
する必要がありません。

新規でくるお客様も
賃貸物件を借りたい気持ちで
お問い合わせをいただくので
物件を気に入ってくれれば
大きな営業努力がなくても
成約につながることが多いでしょう。

そういった視点で
考えてみると
賃貸営業については
そこまで厳しいものでは
ないかもしれません。

一方で売買となると
高額な取引となるため
賃貸に比べて
買い手が少なくなるので
なかなか利益につながらないときは
ストレスを感じやすいです。

また
高額取引なので
ミスも許されずに
かなり緊張する場面も多く
経験が重要になってきます。

そのほかにも
法令等にも
詳しくならなければ
売買では不利になるので
勉強することも多く
最初のうちは
厳しい仕事になるでしょう。

不動産営業の業務に向いている人は?

不動産

不動産営業の
業務に向いている人は
どのような人なのでしょうか?

これについては
3つ挙げられます。

  • 人との関わりが得意
  • 地域に興味がある
  • スケジュール管理が得意
  • 住宅が好き

まずは大前提としては
お客様や業者間など
人と触れ合う職業ですので
ある程度の
コミュニケーション能力が
必要となります。

お客様の要望を
上手に聞き出すためには
話術も習得する
必要もあります。

そういったことを考えると
ひと付き合いのうまい人は
不動産営業に向いているでしょう。

次に
不動産で働く場合は
職場の地域周辺での
仕事が多くなるので
地域を好きな人も
向いているといえます。

大家さんも
地域に住んでいる人が多く
管理する立場になっても
その地域で関わることになります。

また
物件案内時も
地域の学校や公園
スーパーなどを
把握しておけば
営業で有利です。

そういったことを考えても
地域が好きな人にも
向いている職業といえるでしょう。

さらに
スケジュール管理が得意な人は
不動産の営業に
向いているといえます。

お客様の休日日程を
しっかりヒアリングして
案内日に
どれだけの物件を
どの時間帯に案内できるのかなど
スケジュール管理のうまい人は
不動産営業では有利になります。

最後は
当たり前の話ですが
住宅が好きな人は
向いています。

  • 新築住宅が好き
  • マンションのデザインが好き

上記のような
そもそも
住宅関係が好きな人は
物件案内時などでも
新築住宅や
マンションの室内で
仕事ができるので
不動産営業に向いているでしょう。

最後に

不動産営業の
仕事内容と年収について
お話ししました。

不動産営業という仕事は
やりがいを感じることができる
素晴らしい仕事だと思います。

ただし
やりがいを求めるのであれば
お客様の要望に
しっかり応えられるような
営業マンを目指すべきでしょう。

そうでなければ
不動産営業の世界では
楽しさを感じることが
できなくなってしまうかも知れません。