引越しで食器が割れた！
業者に対して
取るべき対応や補償について
引っ越しといえば
大切な家具や食器など
壊れてほしくないものも
運んでもらうことになります。
でも
実際に引っ越し後に
荷物に破損がある場合は
どうすればいいのか？
今回は
引越しで荷物が
破損してしまったときに
業者に取るべき対応や
補償についてお話していきます。
目次
引っ越しで家具や荷物の破損を防ぐ方法は？
引っ越しで
家具や荷物の破損を防ぐ
100％の方法はありません。
引っ越し作業は
人間のやることですから
不注意やアクシデントにより
荷物を落としてしまうことも
考えられます。
そのため
事前にできる対策が
必要となりますので
分けて解説していきます。
大切な家具や家電などは事前に業者と状態の確認
大切な家具や家電などは
事前に引っ越し業者さんに
状態の確認をしてもらうと良いです。
大切にしているものですから
最初から
傷がついている部分があれば
業者さんにも
確認しておいてもらったほうが
良いでしょう。
確認作業をすることで
自分自身も
運び出す前の状態を
確認できるので一石二鳥です。
事前に
撮影しておくなど
万が一に備えておくと
なおよいでしょう。
食器の荷造りはしっかりとする
食器の荷造りはしっかりしないと
割れてしまう危険性が
高まります。
業者さんと
トラブルにならないように
事前に荷造りは
しっかりやりましょう。
食器を入れる
段ボールは
なるべく小さいものを選び
中の食器同士の衝突や
重すぎて落としてしまう
リスクを小さくしましょう。
さらに
梱包後には
段ボールに
割れ物注意のシールを貼り
引っ越し業者さんには
丁寧に運んでもらえるように
しておくと良いです。
そして
最近では
引っ越し業者さんのほうから
食器専用の梱包資材を
レンタルしてくれるので
事前に確認しておきましょう。
食器専用の梱包資材なら
食器をひとつづつ
緩衝材で包まずに
梱包できるので
とても便利です。
「運送業者貨物賠償責任保険」に入っている業者を選ぶ
「運送業者貨物賠償責任保険」に
入っている業者は
引っ越し業者であれば
ほとんどです。
しかし
便利屋さんなどでは
入っていないことも多く
万が一荷物が
壊れてしまっても
保険で弁償してもらえない
可能性があるのです。
そのため
便利屋さんよりも
引っ越し屋さんのほうが
万が一の
リスクは少ないでしょう。
引っ越ししてその日のうちに荷物破損がないかを確認する
引っ越しして
その日のうちに
荷物破損がないかを
確認することが大切です。
業者と当事者である
あなたの記憶が
あいまいになってしまう
可能性があります。
そのため
できるだけ早い段階で
気づいておきたいので
荷物を確認しましょう。
また
基本的には
引越し業者は
万が一に備えて
補償のための
保険に加入しています。
引越し後3ヶ月間で
期限を過ぎてしまうと
補償を請求できないので
早い対応が求められるのです。
破損があった場合に業者に対して取るべき対応について
引っ越しで荷物が破損してしまった場合
引っ越し業者に対して
取るべき対応や補償について
解説していきます。
引っ越し荷物の破損があったら業者に連絡
引っ越し荷物の破損があったら
業者に連絡をします。
ここで
ポイントとしては
慌てずに冷静に
連絡することです。
熱くなって
ムキになって説明しても
状況が伝わりにくくなってしまう
恐れがあるので
すぐに電話したほうがいいですが
落ち着いて連絡するようにしましょう。
梱包のやり方に問題がなかったことを説明する
梱包のやり方に
問題がなかったことを
説明することは
とても大切です。
レンタルで借りていれば
その主張で話は進みますが
ご自身で梱包した場合は
しっかりと梱包していることは
主張しましょう。
また
万が一業者が
破損を認めない場合に備えて
破損があった場合には
写真におさめることはもちろん
できる限り
そのままの状態にしておきましょう。
後日
確認に来る可能性もあるので
箱に入っている場合は
出さずに保管しておくと良いでしょう。
引っ越し業者に対して求める補償について
引っ越し業者に対して求める補償について
解説していきます。
引越し業者が物を壊した場合のルールは？
引越し業者が物を壊した場合のルールは
国土交通省が定めたものがあります。
それは
「標準引越運送約款」といい
引越し業者と依頼主の間の
トラブルを防ぐために
作られたルールです。
このルールについては
業者は見積もりのさいに
依頼主に説明が必要となります。
先ほども解説しましたが
このルールにのっとると
業者が荷物を破損させてしまった場合には
依頼主は3か月以内の申告により
補償してもらえるとなっています。
もちろん
ご自身に過失があった場合は
保証はないので
注意しましょう。
保証については双方が納得するまで話し合う
双方が
納得するまで話し合うことも
大切ですよね。
保証といっても
同じものが
手に入るとは限りませんし
修理できるようなものならば
業者が一度引き取り
専門業者に修理に回すでしょう。
食器などは
割れてしまった場合は
弁償となる場合もあり
その都度
話し合いになります。
ここで大切なのは
業者と当事者である
あなたの双方が
納得して解決することです。
弁償なのか？
修理なのか？など
お互いにどうしたいのか
しっかり話し合いましょう。
破損してしまった物の
使用期間などにより
全額弁償には
ならないことも考えられます。
業者や状況により
対応の仕方は違うので
どうすれば
あなたは納得するのか
ご自身でよく考えて
話を進めていくのがいいのです。
最後に
引越しで食器が割れるなど
荷物に破損があった場合の
業者に対して取るべき
対応や補償について解説しました。
引っ越し荷物を
100％破損させない方法は
ありません。
しかし
破損する確率を下げるためにも
事前準備が大切です。
それでも
破損してしまった場合は
業者との話し合いになるので
ご自身の梱包に
問題がなかったことは
きちんと伝えましょう。
そのうえで
その後の保証について
納得できるよう
話し合いを進めていくと良いです。
