シェアハウス
サブリース問題現状
どこよりもわかりやすく解説

最近
不動産業界を中心に
シェアハウスの「サブリース問題」
話題になっています。

ネット上などでも
トラブルなどについて
いろいろと
情報が出回っていますが
いまいち一般の方には
伝わりにくい表現も
多い気がします。

そこで今回は
シェアハウスの
サブリース問題について
分かりやすく
解説していきたいと思います。

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そもそもシェアハウスとは?

シェアハウス

シェアハウスとは
一つの建物に対して
リビング・台所・浴室などを共有し
各住人のそれぞれは
個室に居住する
共同生活を目的とする
住まいのことを言います。

はじまりのイメージとしては
一戸建てに複数人が
節約を目的として
住むという発想から
生まれているのです。

もともとは
節約目的から
はじまったものですが
現在では
共通の趣味を持った人たちで
生活するなど
様々な出会いの場として
シェアハウスが活用されています。

また
一般のお部屋の
賃貸契約と違い
シェアハウスの場合
基本的には
家賃と共益費しか
かかる費用がありません。

さらに・・・

  • 連帯保証人不要
  • 契約料は初回のみ
  • 敷金・礼金・仲介
    手数料¥0

※物件により
契約内容は異なります。

上記のような
メリットもあり
若者に人気となっているのです。

サブリースとは?

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サブリースとは
賃貸物件を所有している
大家さんやオーナーさんが
不動産会社に
一括で借り上げてもらうことを
いいます。

簡単に言うと
大家さんから
プロである不動産会社が
一括で借り上げることで
大家さんは
家賃が保証されます。

ただし
家賃が保証さえる代わりに
賃料の80%~90%で
不動産会社が
借りることになるので
収益は下がることになるのです。

ただし
入居者が退去しても
賃料が入ってくるので
収益の安定化という点が
メリットになっていて
家賃保証制度としては
広く利用されているのです。

ですので
サブリースの流れとしては

貸主⇒不動産屋が入居者に転貸

ということになります。

シェアハウスもサブリースできるの?

実は
シェアハウスも
サブリースができます。

シェアハウスの場合
共同生活のため
入居者の管理はとても大変です。

基本的には
オーナーが不動産会社に
管理を委託するケースが
ほとんどですが
シェアハウスの場合
会社員の方が
オーナーになるケースが多いので
サブリースで業者に一括で
借り上げてもらうことも
少なくありません。

運営管理のすべてを
業者に任せることができるので
会社員の方など
お忙しい方には
とてもメリットがあると
いえるでしょう。

また
一定期間の
家賃保証もあるので
シェアハウス投資を
始めたばかりの人でも安心と
いえるのかもしれません。

シェアハウスのサブリース問題とは?

問題

シェアハウスの
サブリースといえば
一見メリットばかりに
目がいってしまいますが
近年では問題が起きていて
話題となっています。

現状での
シェアハウスの
サブリース問題については
大きく分けて
次の3つようなことがあります。

  • 事業者が家賃の減額を要求
  • 事業者が家賃を支払わない
  • 家賃保証期間の短縮・契約解除

大きく分けてみると
このように
お金の問題が大きいです。

シェアハウスの
サブリース契約を行う際には
基本的に『契約期間』
もうけられます。

この契約期間には
大手の事業者になれば
長い期間になることが多く
安心して
シェアハウスの投資を
おこなう人が増えていると思います。

しかし
実際には
「○○年一括借り上げ!」
などをうたっている
大手の事業者も
契約書の中には
小さく都合のいいことが
書かれていることが多いのも現状です。

例えば・・・

「〇年に一度賃料の見直し有り」

「〇年に一度契約更新を検討」

などの契約の際には
話が変わっていることも多いのです。

このほかにも
賃料自体が
支払われないケースや
最悪の場合
シェアハウスの建物自体が
建設されなかったことも。

近年では
シェアハウスのサブリースでは
このような問題が
起きているのです。

なぜシェアハウスのサブリース問題は起こるのか?

では
なぜこのような問題が
おきてしまうのでしょうか?

大きな要因としては
シェアハウスのオーナーさんが
不動産投資の初心者であることが
あげられます。

事業者側も
商売ですので
シェアハウスの建設や
投資をしてもらいたいのは
当然です。

その中で
投資をしてもらうには
シェアハウスの建設や購入前に
魅力的な営業をする必要があります。

  • 高利回りで収益が高い
  • 人気があり空き室が少ない
  • サブリースですべてお任せ

上記のようなことを聞いて
初心者の方は
安心して投資をしてしまいます。

しかし
現実には
事業者側もリスクを
回避するために
契約の際には
有利な契約に
もっていってしまうのです。

2年に一度は
賃料が下がってしまったり
修繕の際に
高額な請求をされてしまうなども
あるようですね。

シェアハウスのサブリース問題をどのように防げばよいのか?

注射

シェアハウスの
サブリースに対して
誠実に対応してくれる
業者が多いのも事実です。

その一方で
このような問題を
どのようにして
防いでいけばよいのか?

一番大切なことは
事業者にたいして
『完全にお任せすることはしない』
です。

よくありがちなケースとして
「全てお任せします」と
契約書の確認を怠ることだと思います。

結局は
投資をするのは
ご自身で
事業者ではありません。

分からないことは
細かく質問したら
契約書も理解して
後々のトラブルを防ぐ
努力が必要です。

シェアハウスの投資は
決して安い投資にはならず
利回りが高いとはいえ
何年も経営していくことになります。

何でも
人任せにはしないで
分からないことは
質問したり
調べたりして
トラブルを防ぎましょう。

最後に

シェアハウスの
サブリース問題について
解説しました。

近年では
若者を中心に
とても人気のある
シェアハウスですが
投資のほうも会社員などに
人気が高いです。

初心者にとっては
事業者に一括でお任せできる
サブリースは魅力的ですが
トラブルの起きないように
十分に注意していきましょう。